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フジ・ニュース 第8号 「補助金と助成金」の勉強
- フジ・ニュース
- 2018.8.31
皆さんは会社のFAXに勝手に送られてくるダイレクトファックスの宣伝チラシをどのように扱っていますでしょうか?たいていは見もせずに「ぽいっ!」だと思います。私もほぼそうなのですが、チラっとだけは見るように心がけています。チェックするポイントは「無料」かどうかです。
今回は東京のコンサルティング会社の無料セミナーのFAXに目が留まりました。
内容は「補助金と助成金」
単純にお金がもらえて会社の利益になるならと思い申し込んでみました。時間が午前中の2時間というのも受講しやすかったです。
内容を簡単にご報告します。
【補助金】とは:
経済産業省管轄 / 計画書を提出して審査に通ると受け取ることが出来る / 合格率は平均で50%程度 / 先行して投資したことに対して一部の費用が補助される
【補助金】とは:
厚労省管轄 / 他人を1人以上雇用しており雇用保険に加入していることと、就業規則が整備されていることが条件 / 要件を満たせば先着順で受け取れる また 複数の助成金を申し込める / 企業の規模に関わらず一定額が支給される / 財源は雇用保険 / 受け取った助成金は営業外収益として計上される / 助成金の申請は「社会保険労務士」の専業である
講師曰く…
雇用保険を払っている企業であれば、胸を張って助成金を申請するべきです。助成金は年度ごとに毎年新しいものが発表されるため、上手に活用すると毎年助成金を受け取れてます。つまり毎年営業外収益が見込めます(※金額は助成金の内容によって異なりますし、財源の枠がありますので受け取れない場合もあります)
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有名な大手企業でさえ、上手に活用して年間数百万円の助成金を営業外収益計上しているところもあるそうです。このコンサルティング会社はたくさんある助成金の中から契約した企業にとって支給されやすい助成金を紹介することと、その助成金内容に詳しい社労士を紹介すること、申請や必要書類の代理作成により手数料を得ています。
《所 感》
助成金についてとっても詳しい社労士さんを探すことから始めると得るものは大きそうです。当社も古い就業規則を見直してからチェレンジしてみたいと思います。